【Gemini API】無料枠でできること・とりあえず使ってみる!

こんにちは。
今回は Gemini API を使ってみます。
AIを使用した私的な実験をしてみたくAPIを探していましたが、Gemini APIの無料版が、モデル的・使用上限的にもかなり使い勝手の良かったので紹介します。

本ブログでは、Gemini APIの無料版・有料版でできること、APIの取得・使用までを紹介していきます。


Gemini APIの無料版・有料版について

Gemini APIの無料版で使用できるモデル、さらに有料版にした際の利点を紹介します。

公式ドキュメント:
Gemini Developer API の料金 - Gemini API
レート制限 - Gemini API


無料版Gemini APIの利用可能モデル

無料版Gemini APIで使用できるモデルを下記リストに一覧化しています。(一部抜粋)

モデル リクエスト上限/分 トークン上限/分 リクエスト上限/日 備考
Gemini 2.5 Flash 15 1,000,000 1,500 スタンダードLLM
Gemini 2.5 Flash Lite 15 1,000,000 1,500 軽量・省コストLLM
Gemini 2.5 Pro 2 1,000,000 50 高性能LLM
Gemini 2.5 Flash プレビュー TTS 3 10,000 15 Text2Audio用
Gemini 2.0 Flash プレビュー 画像生成 3 10,000 15 Text2Img用

トークン上限約100万/分 ~= 日本語25万文字/分ではあるので、相当な重たい処理以外は問題なさそうです。
なのでリクエスト上限に気を付ければ良さそうな所感。
Gemini 2.5 Flash(1500リクエスト/日)であれば「一日当たり会話(30入力仮定)が50回可能」な想定となります。


有料版でできるようになること

無料版で障壁となっていた4点が解消されます。

  • レート上限引き上げ
    無料枠から上限が劇的に引き上げされます。

  • コンテキストキャッシュ利用可能
    会話や処理をキャッシュに保持されます。連続する会話では、過去の会話を補足する必要がありますが、有料枠ではキャッシュから会話情報を取得することができます。

  • Batch API でまとめ送信
    複数リクエストをまとめて効率的に処理可能です。無料枠では制限のある並行処理が、有料枠では活用可能となります。

  • 学習データに使われない
    Geminiの学習データに使用されません。機密データを安全に分析できます。


Gemini APIを使ってみる

それでは、Gemini APIを取得し、Geminiで会話するところまでをハンズオンしてみます。
公式ドキュメント:クイックスタート - Gemini API


Google AI Studioを開く

Google AI Studioは現在ログインしているGoogleアカウントに紐づけられます。
紐づけたいアカウントを選択し、Google AI Studioを開きます。

下記のような画面が表示されたらOK。 googleAIStudio-Top


API Keyを取得

サイドバーより、「Dashbpard」→「API Keys」を選択し、「APIキー」画面を表示します。 googleAIStudio-Top-APIKey

次に、右上「APIキーを作成」から「新しいプロジェクトを作成」、「新しいキーを作成」を選択し、プロジェクト・キーを作成します。
今回は、「sample」プロジェクト内に、「sample-key」キーを作成しています。

googleAIStudio-CreateKey

※プロジェクトはキーをまとめるグループのようなものです。
プロジェクトやキー単位で請求情報の設定が可能となります。

「APIキー」画面を開き、作成した「sample-key」キーを選択します。
「APIキーの詳細」画面で、APIキーをコピーします。
※APIキーは絶対に外部に流出しないでください! googleAIStudio-GetKey


API Keyを使用して試しにGeminiを使用してみる

今回はコマンド上で「CURL」を使用してREST APIでGemini APIを叩いてみます。

$ curl "https://generativelanguage.googleapis.com/v1beta/models/gemini-2.0-flash:generateContent" \
-H 'Content-Type: application/json' \
-H 'X-goog-api-key:<API_KEY>' \
-X POST \
-d '{
    "contents": [
      {
        "parts": [
          {
            "text": "電気ネズミポケモンは?"
          }
        ]
      }
    ]
  }'

応答(一部抜粋)

{
    "text": "電気ネズミと呼ばれるポケモンはたくさんいますが、代表的なものとしては以下が挙げられます。\n\n*   ** ピカチュウ**:最も有名な電気ネズミポケモンであり、人気も非常に高いです。\n*   **ライチュウ**:ピカチュウの進化形です。\n* …"
}

おわりに

今回は、Gemini APIの無料版・有料版、モデルや制限について紹介しました。
無料枠でも小規模な実験や学習には十分使えますが、より商用的な用途では制限の観点から有料版が望ましいと思います。

それでは。