心配性なシステム運用日記
【Antigravity CLI】Mapbox MCPサーバー導入とハマりポイント
2026.07.31 更新

【Antigravity CLI】Mapbox MCPサーバー導入とハマりポイント

こんにちは。

今回は、Antigravity CLI環境でMapboxのMCPサーバーを導入していきます。

Mapboxは地理データを提供しているプラットフォームです。
APIやMCPを提供しており、AIエージェントからの接続も可能となります。
今回はAntigravity CLIを使用して接続を試みています。

本記事では、Mapbox登録からMCP設定、ハマりポイントや注意点までを紹介します。


手順

MapboxをAntigravity CLIからMCP接続する際の手順を以下にまとめました。

1. Mapboxでのアカウント登録

Mapboxアカウントページから新規登録を行います。
登録にはメールアドレスとクレジットカードが必要です。
※後に解説しますが、Mapboxには無料枠がありますので、相当複雑な処理で無い限りテストで課金されることはないと思います。

mapbox-signup

登録完了後にコンソールトップ画面に遷移されます。
ちなみに、トップ画面の下側には、無料枠のうちどの程度Mapboxが使用されているかが分かります。

mapbox-top

2. トークン発行

「Tokens」メニューをクリックし、アクセストークンをコピーします。

テスト用途であれば、あらかじめ作成されているサンドボックス用の「Default public token」を使用します。
プロジェクトごとにトークンを分けたり、複雑な設定を行いたい場合は、「+ Create a token」から別途トークンを発行します。 参照:Access Tokens

mapbox-create-token

3. MCPの登録方法(Local Deployment)

設定ファイル(~/.gemini/antigravity-cli/mcp_config.json または ~/.gemini/antigravity-cli/settings.json)にて、
mcpServersブロックにMCP設定を記述します。 参照:Use the Mapbox MCP Server

MAPBOX_ACCESS_TOKENは、先ほどコピーしたアクセストークンに差し替えます。

{
  "mcpServers": {
    "MapboxServer": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@mapbox/mcp-server"
      ],
      "env": {
        "MAPBOX_ACCESS_TOKEN": "xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"
      }
    }
  }
}

4. 実行結果の確認

設定完了後、Antigravity CLIにて「東京駅から新宿駅までの最短経路と所要時間」と質問し、MapboxのAPI経由で結果が得られるかを確認しました。

「東京駅から新宿駅までの最短経路と所要時間」

>

* **東京駅 座標**: [139.7671, 35.6812]
* **新宿駅 座標**: [139.7005, 35.6896]
* **最短経路距離**: 10.59 km
* **所要時間**: 23.6 分

座標と経路情報を取得することができました。


ハマりポイント他

設定時、いくつか気になる箇所があったので記載しておきます。

Antigravityとhttps://mcp.mapbox.com/mcpとの相性

セットアップの初期段階において、手軽さを優先して「Hosted Endpoint (https://mcp.mapbox.com/mcp)」を利用した設定を試みました。
この方法では、アクセストークンを発行せず、Mapboxを使用する際にブラウザでのOAuth認証が行われる形となり、アクセストークンを設定に記載しなくてよいという利点があります。

しかし、Antigravity CLIからツール呼び出しを行った際、以下のエラーが発生して処理が中断してしまいました。

tool is not enabled for server mapbox

そのため、手順のような手法を取っています。


Mapboxのコストに関して

今回の「東京駅から新宿駅までの最短経路と所要時間」というリクエスト1回につき発生した内部消費は以下の通りです。

  • Navigation: 6リクエスト(Free枠: 10万回/月)
  • Search: 8リクエスト(Free枠: 10万回/月)

この手のシンプルな単発質問であれば、月間でおよそ1万回の質問が無料枠内で実行可能な計算になります。
個人利用や実験用途であれば十分な枠ですが、1万件レコードを問い合わせすると考えると届きうるので、注意は必要です。

また、Mapboxでは利用量の上限設定がありません。
無料枠に届かないかを逐一チェックする必要があります。


おわりに

今回はAntigravity CLIからMapboxへとMCPとして接続してみました。
使用した所感として、Mapbox無料枠を超えないかが気になるところなので、手製で上限設定が作れないか、消費トークン数の削減方法を考えてみたいところです。

それでは。

Xでシェア
Menu